やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

意味はなくとも、快へ向け

私だって思うよ、このはてなブログを5年ほど更新し続けて、
それでも反応がこんなに小さいってことは、
まあ才能とかそういうものはないんだろうなと。

思うね。
ネットでバズって書籍化とか、
夢見たことがないとは言わない。
けどま、それはないわ、と、
ここまでやってきてわかるわけだ。

それも悲観的な諦めではなくって、
そうだよね、っていう納得感のもとに。


でもだよ、
それでも日記のようなブログを書き続けるのには
なにか動機はあって、
そのひとつが過去エントリのおもしろさなんだ。

ああ笑うでないよ、
私にとってはおもしろいんだ。

だって、そのときに一番言いたい!と思ったことが
テキストになって保存されてるわけだから。
感情なんて一瞬で、ほんとうに一瞬で消える。
1時間前、何を感じてたかなんてもうわからないでしょう。
けど言葉にしとくと、ずっと残る。
結晶化したものをあとで見返すと、まあ楽しいね。

 

今日見つけた結晶は、こちら。

「選ぶ」のと「好きになる」のは違うから - やどかり

 

雨宮まみ・岸政彦対談集『愛と欲望の雑談』の感想。

「でも好きじゃないものには、快感がない」
この自分の「快」をとことん突き詰めて、
そこに邁進していた雨宮さん、清々しい姿でした。
また読も。

 

うめざわ

※自分の行動を未来から見て数値化したり、正当化したりしなくてもいいと思うのよ。

地味なうまさ

たまに食べるもんは、物珍しさで楽しいのだ。
それが毎日食卓にのぼったときに、
本当の味わいがわかるはずだ。

ひとくち食べて、最高!って叫ぶものもいいけれど、
ずっと黙ってもぐもぐしてられるものこそ、
おいしいものだと思うのよ。

地味なうまさを大事にしたい。
じゃないと、根が張れない。

 

うめざわ

※日々の仕事も、住む家も、付き合う人も、選ぶときには目が狂わないように。

 

ちくわのちーちゃん

犬の名前はもう決めててね、ちくわ。鈴木ちくわ。コーギーがいいね。飼う予定ないけど。でもねー、もずくと悩んだんだよね。黒のミニチュアダックスのもずくも捨てがたくて。でもやっぱりちくわかなー。ちくわ、って言うの恥ずかしいときは、ちーちゃんって呼ぶの。ちくわのちーちゃん。(友人の独白)

 

うめざわ

MUJIむねよし

無印良品に『柳宗悦』が売られていた。

www.muji.net

そうかこの、生成りでシンプルで機能的なブランドは「無印良品」か。
無名の美か。用の美か。おお。
そうか、MUJIの席捲は現代の民藝運動なのか、そうなのか!?

 

うめざわ

無印良品が好き、っていうの、ちょっと前はミーハー感あった気がするけど、もはやそういう立ち位置ではなくなってきたよね。ユニクロも無印も、ごくあたりまえのインフラのような扱いになってきたような。