恥ずかしいことは言う。
コンプレックスっていうのはだな、
大したことないものなのだ。
えっと、これ、最近の大発見。うん。
まあ、そう思えないからコンプレックスなんだけれども!
人は、ほんとうにいろんなことで悩むようです。
さいきんびっくりしたのは、福山雅治が自分の声を嫌いだったとか、
杉本彩が若い女でいることに耐えられなかったとか。
まじか、っていう。
傍から見たら、すごく素敵なところを、自分が嫌ってしまったり、
大したことないことを、猛烈に気にしてしまったり。
自分のなかの気に入らないところ、
恥ずかしくて仕方のないところ、
ぜったいにひとに言えないところ、
わたしもものすごくたくさんあるのだけど、
それで、もしつらくなるならば、
いちばん仲の良いひとにちょこっとだけ話してみるといいかもねって思った。
ぜんぶ言わなくてもいいから。
ほんのちょこっとだけ、コンプレックスを裏返しにしたものを、
いちばん仲良しのひとに言ってみるとかね。
たとえば、背が低いことに悩んでるならば、
背が高い人がうらやましいんだよねって言ってみるとか、
太ってるって思うならば、あの人スタイルいいよねって言ってみるとかね。
そうやってちょっとずつ言えるようになると、
そのうち自分太ってることを気にしてるって言えるようになる気がする。
そしたらね、たいがいのコンプレックスはそうだ、
こう言われると思うよ。
あそ?え、ぜんぜん変じゃないよ?って。
まあさ、そう思えないからしんどいんだけれども。
でもたいがい、他人からしたらぜんぜん大したことじゃないのよ。
それがわかると、自分にとっても大したことじゃなくなるのよ。
ふしぎなもんで、コンプレックスについて誰かに話すと、
自信がつくよ。ああ大丈夫だって思って楽になるよ。
って、これは、誰に向けて書いてるんだろうね。
梅
※恥ずかしいことはね、それを「恥ずかしいんです」って言うと、恥ずかしくなくなるの!すごいよこれ!