色気のある花は意外と少ない
いま、あじさいがそこかしこに咲いているけれど、
見るたびに、どうしてこの人たちはこんなに色っぽいのかしらって思う。
あれはいいなあ。
ああ、もう少し正確に言うと、艶っぽいなあと思う。
それぞれ、色気は不足から艶気は充足から、にじみでてくるものっていう区別を私は採用しているのだけど、あじさいは、つやのほうだ。
同じカテゴリには、八重桜も入ってる。あれもつやっぽい。
で、艶気と対照して色気のある花は、ダントツでしゃくやくだと思う。
あのまるっこい蕾から、柔らかい花びらが何枚も重なってゆっくり開いていくさまは、あーれは、色っぽいだろう。しおれかけもまたよし。
あと、トルコキキョウも色気タイプだな。
そう考えると、けっこう色っぽい花って少ない気がしてて。
たとえば、ガーベラとかチューリップとかひまわりとかも色気はないじゃない。
バラはなあ、美しいんだけど、いろっぽいかと言われたらそうじゃないよなあ。
真っ白のカラーも、すごーくきれいなんだけど、凛々しすぎるなあと思う。天海祐希とかか。
大きいユリとかは、なんか、華々しすぎて圧倒される。どーん!でーん!きれいだろー!な感じ。アンジェリーナ・ジョリーとかかな…
んー。
んー。
えっと、これ「女優 40代」「有名女優」とかで検索しつつ、けっこう時間かけて考えたんだけど、どうしよう、収拾がつかなくなってきた。えと。うん。いっか。
あ、私はこの花こう思う、みたいなんあったら教えてくださいね。
なんか、美しいことよりも、色っぽいほうが難易度高い気がしてきた。
うめざわ