やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

母語以外の言葉がうまく使えない(比喩的な意味で)

このままだと窒息するんじゃないかなーって思う。
 
あ、以下自分の思ってることを言語化するだけだから面白くないよ。
公開するただの日記。
 
まえも書いたけど、
10話したら10伝わる人と、
10話しても1しか伝わらない人がいるわけさ。
それを私は、前者を同じ言葉をしゃべる人、後者をそうでない人と表現する。(もちろんグラデーションはあるんだけど)
 
で、そういう比喩的な意味で同じ言語圏に生きる人と話すのは、
非常に楽で、楽というか、
10言ったら25くらいまでわかってもらえる関係ってのもごくまれにあって、それは幸福以外の何ものでもないのだ。
ただ残念なのは、それくらいまったく同じ言葉をしゃべる人っていうのは、やっぱり、一生に何人出会えるかわからないくらいわずかなのだ。
 
で、基本的には、友人やそれ以外の人と話すときは、母語を共通語に翻訳しながら話さないといけないのだけども、体力がないとやっぱり疲れる。
 
共通語が、関西弁が母語の人にとっての日本語の標準語くらいならまだいいんだけども、フランス語しゃべれって言われたらやっぱりつらいし、アラビア語って言われたらもうお手上げでしょう。
 
いまの私はやっぱりそういう体力が足りなくて、「しんどい」って言ったら「ああしんどいね」くらいの会話じゃないと無理で、
アイムベリータイアード ワーイ?みたいなのんはもう駄目なのだ。
 
でもね、それは、ロシアのど真ん中標準語と関西弁の奇妙にまじりあったエセ関西弁しゃべりたいねんって言ってるようなもんだから、生きてくためにはロシア語話さないといけないのだけど、こうも疲れたときにはもうロシア語なんて無理だから、ただ押し黙るだけだ。
 
なるべく黙りこくって、たまに大阪の友人に国際電話かけて、わーっと話す。で、黙る日常、それに耐えられなくなったらうわーっと発散する。
 
いまはこんな感じ。
 
思いっきり息吸い込んで水中もぐって、耐えきれなくなって、ぶはって水面に顔出すっていう生き方は、ちょっとめんどくさいなあと思う。
エラ呼吸できるようにならんと、そのうち窒息するぜ…
 
うめざわ
※問題です(ちゃーらん)「鰓」はなんと読むでしょう?
→正解は、エラ! 初めて見た。