「すごい」って褒めてんの?
「すごい」って言葉はむずかしい。
いろんなニュアンスを隠しちゃう。
「すごいね」って言われると、一瞬嬉しくなるけど、たぶんもう少し考えたほうがいい。
もちろん、素晴らしい!って賞賛する気持ちが込められていることはあるけれど、
自分から距離が遠いことを「すごい」と言っている場合は、想像以上に多いと思うぞ。
私にはできないわ!っていう気持ちが裏にある場合ね。
そのとき、
私にはできないから、かっこいい!なのか、
私にはできないけど、ひどいね、なのか、ちょっと考えてみるのもよいかもよ。
もちろん自分が「すごいね!」って言ってしまったときに、ほんとうは自分はどういう意味を込めたかったのか考えるとよいかもよ。
「あの人来月から世界一周行くらしいよ」
「すごいね」
「すごい」と、似たような、曖昧な使われ方をする言葉として、
「強い」とか「才能がある」とか挙げられる。
言うときも、聞いたときも、たぶん気をつけたほうがいい。
その下に、賞賛にみせかけた蔑みがあることがままあるぜ。
うめざわ
※このままあったかくなるといいなー!