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やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

本を仕留めました

もうね、最高だ、本屋でたまたま、初めて見る本だけどこれぜったいぜったい面白い!!!!!!!!!!って確信できる本を見つけたときね。即買う。立ち読みもせずに買う。そういうとき、そういえば、本屋さんですぐに買うことってめったにないなあと気づく。

 

本屋でちょっと気になる本を見つけた。ぱらぱら。とりあえず立ち読みしてからの反応は反応はだいたいつぎの3つ。

×あー無理、フォントから紙質からですます表現までイライラする、なんで手にとった(反省)
△うーん、まあそうね(終了)
◯わ!よい!(合格)

 

めでたく合格ラインを超えてもそこからまだ続く選考。

まず本棚からちょっと離れて、こっそり書評とかAmazonの評価・コメントを見る。そこでぼろくそにされてたら、これまたそっと本棚に(内定取消)

第三者委員会の評価がめでたければ、図書館探す。図書館にあるかあ、それなら買わんでもいいかなあ、てことで本屋さん立ち読みさせてくれてありがとうさようなら。(お祈り)

図書館にもあるけど、でもでも良さそうだし、早く読んでみたいし、この人好きだし、装丁もいいし、いまレジ空いてるし、買ってもいい…よ…ね…?(採用)

 

普段はこれだけぐずぐずしてるからこそ、即決できる本に出会えたときの感動たるや。あえて読まずにレジに持ってくこの高ぶりね。

本を開いたときの面白さを前借りしてわくわくもするし、ああそんな本を偶然見つけた幸運!ってのにうっとりもするし、自分の審美眼を信じてあえて読まずに買うって賭けにもどきどきするし、読まずして面白いってわかるオレさますげえって自己陶酔もあるし、とにかくうれしいんだ。

 

って思って、家帰るじゃん、読むじゃん、やっぱり面白いじゃん。最高ですね。(そしてAmazonの評価が高かったとき、さらにそれが出版間もない本だとわかったとき、さらに高ぶりますね)(だって、発売1週間だし、「た」行の著者カテゴリ1位だってよ!)(た行の著者っていうのはあれだけど細かいことは気にしない)

獲物を一発でぱーんって仕留めた猟師の気分ね。しかも、さばいて焼いて食ったらめっちゃおいしかったときのやつね。やっぱオレ天才、そして何よりうまい。

 

うめざわ

※てことで津村記久子さまのエッセイを読んでいる。

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