やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

「自分が悪い」は楽なので

なんでもかんでも「自分が悪い」って思うのは、逃げだなあ。

この人との関係がうまくいかないのは、この仕事がうまくいかないのは、私がだめな人間だから、私の努力が足りないからだ、とかって思っちゃうやつ。

 

「なんとかなるはずなのに、どうしてだめなの…」ってとこから、一歩も動いてないのよねえ。つまり、「あーあ、うまくいかないなあ」ってことをちゃんと受け入れてない気がするのだわ。ほんとはもっと私できるの!って叫び続けてる感じ。いやいや、「ほんとは」そうなのかもしれないけど、現実はできてないよ?現実を見ようね?って言いたくなる感じ。

 

テストで90点とって、「どうして100点取れなかったんだ!」って嘆いて、「昨日夜寝ちゃったからかなあ」「見直しもあんまりできなかったしなあ」「ああ…」ってぐるぐる考え続けてるのに似てるかな。
それが無意味とはいわないけれど、「あ、ここで2問間違えたのか、ん、あれ?これは勘違いして覚えてた、まずいまずい」って減点されたところをじっくり確認しなきゃ、根本的に成績はあがらないのだよ。テスト返されたら「かならず間違い直ししなさいね!」ってずいぶん言われたでしょう、中高生時代。いやなんだけどさ、バツがついたとこ見るのはさ。

 

「だめな私」を責めるのは、簡単なんだよ。
責めてるとき、はほんとに自分が最低に思えてそれ以外考えられないんだけど、ほんとはそんなのにこだわってても何の意味もない。

 

なんでこんなことを言うかっていうとね、今日眠くて仕方がないからだよ。昼寝したら夜寝られないってわかってるのにねえ、遅めのお昼食べて、気づいたらベッドの上で17時半だよ。はー、これ先週もした気がするんだけど、なーんでおんなじことするかなあ、そんなことするから私の部屋はなぜか水浸しで、なぜかNHKの集金の人たちがわんさか入ってきて、勝手に私の荷物をめちゃくちゃにして、テレビを見つけようと奮闘してる夢見るんだ…探したってテレビないよ…

 

うめざわ

※眠い。