なにより書き手に憧れる
印刷しすぎたコピー用紙みたいな取るにたらないことばがあふれているけれど、
鮮やかで爆発力のある花火のようなことばもあるし、
ずっと口に含んでいたい甘くてねっとりとしたことばもあるし、
拭っても拭ってもとれないシミのようなことばもある。
できるなら、栄養があって、なおかつ複雑な味がして、それでいて佇まいが美しいことばを摂取していたい。
なんでこんなことを言うかというと、やっぱり敬愛する平松洋子さんのエッセイがそりゃもう、ページをやぶいて食べて飲み込んで自分の体の一部にしたいくらい好きだからです。だめだ、好きすぎてちょっと正気じゃいられない。こんなこと書いてる場合じゃないわ、読も。
うめざわ
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