病気はなんで嫌なのかといえば
だから、戦争の害はーーもちろん人が死ぬこともあるわけですけどーーあるコンテキストを押しつけられるということもあるんじゃないかと思うんですね。
(茂木健一郎『茂木健一郎の脳化学講義』ちくま文庫、p.165)
これさあ、病気もいっしょだよなあと思ったわけです。いまね、体調が悪いというか、顔の左半分が腫れ上がっているんですが、まあ醜いし、顔動かないし、悪化するしたいへんなのだけれども、なにがいちばんつらいってこのことしか考えられないことだ。
あーひどい顔お岩さんだなあいや片側の唇が腫れ上がってるからこれ太陽の塔かむしろオペラ座の怪人かあの半分の仮面が欲しいよあー外出なきゃなんないマスクしなきゃなあマスクで擦れて余計かゆくなるんだけどなあしかしいつになったら治るのこれずっとこのまんまだったらどうしようやだーてゆかかゆいかゆすぎる。朝起きてから寝るまで基本これ。
症状のつらさ以上に、病気やケガについてしか考えられないことがなにより不自由。自分の生活のなかで、症状がなにより優先される。くそう。だから、やっぱり痛いとかかゆいとかだるいとかお腹空いたとかつらいとか、それしか考えられなくなるようなことはよくないよ。
うめざわ
※わずかに回復の兆しが見えたからこうやって書ける。原因不明、対処法不明、ただ悪化のときの心労はひどかった。今はずいぶんまし。