やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

もうねる

いい加減、かゆい話が続いて恐縮なのだが、かゆみがまだまだおさまらず。パッチテストしたら、腕の内側肘から下にばばばばと湿疹が出て。かゆいのなんの。年取ると病気の話しかしなくなるって嘲笑しがちだけどさ、いやこれ、身体の具合悪いとその話しかできないんだな。最近あたまの82%くらいはかゆいで埋めつくされてる。いー(右腕をかきむしるのを我慢する声)

ということで、残り18%でできることは、おもしろかった本のAmazonリンクを貼ることくらいだ。

 

鬱屈精神科医、占いにすがる

鬱屈精神科医、占いにすがる

 

おもしろくないわけがないのだからとっとと買っとけばよかった。占いに頼るっていうのがどうしてちょっと恥ずかしいことなのかわかった。そりゃ恥ずかしいわ、自分が唯一無二の特別な存在であり、いまの状況が大きな枠組み(何千年の歴史とか星の配置とか)から見て必然性のあるものであると断定してもらいにいくことなのだから。かっこわるいわな。

 

哲学の先生と人生の話をしよう

哲学の先生と人生の話をしよう

 

人生相談集。なんだが、哲学書を読むかのように、相談者からのメールを精密に読んで回答する姿勢、これは他では見られないなあと思った。人生相談は多くの場合つまらないのは、相談される側、つまり権威のある側があらかじめもっている主張を述べるだけだからだ(たぶん) けどこれは、相談者の単語の選び方とか、文章の主張がずれていくことと、そんなところから相談者の本音を導き出して、「ほんとうはあなたはこう思っていますね、ならばこうでしょう」と論理的にまっとうな回答を提示。人生相談において、非の打ち所のない回答ってのがありうるのだわ。正しく人の文章を読むってこういうことだよ、とけっこう感動している。

 

うめざわ

※やはり本紹介するのほーんと苦手だ。読め、以外に言うことないよ

※あ、でも今日は、「裏拍でラジオ体操」という天才的な身体運用について聞いたのでいい日。ちょっとだれかマスターしてYouTubeにあげて。