うんうん、そうだね
みんな「私は正しい」って言いたいのだ。
「私が間違ってる」の表明は、「ごめんなさい」だ。
だからなかなか言いづらい。
どうして「私は正しい」って言いたいかというと、
正しいから、えらい、と胸をはりたい。
えらいから大事にされる。道理だ。
「お前なんかどうでもいいんじゃ!」って踏みつけられたくはなくって、
「きみはそう思うのね、ふむふむ」って、話を聞いてほしいんだ。
(さらに、「あなたさますばらしい〜〜」ってキラキラした目で見られたいって欲もある)
さいきん、共感するってことがちょっとわかった気がするんだ。
たぶん大切なのは、同じ気持ちになることじゃなくて、
「あなたの思ってることは正しいよ」って伝えること。
あいづちで伝えるならば、「うんうんそうだね」になる。
話を聞くだけで、相手に「あ、私まちがってないんだ」って思わせる人はいる。
そういう人と話すと、怒りとか悲しみとか喜びとか派手な感情は消えて、凪になる。力がぬけて、かるくなる。
だからね、心やさしいみなさんは、これ読んで「……は?」じゃなくて「そうだねえ」ってうなずいてやって。ね?
うめざわ
※ガガ様……