やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

意味はなくとも、快へ向け

私だって思うよ、このはてなブログを5年ほど更新し続けて、
それでも反応がこんなに小さいってことは、
まあ才能とかそういうものはないんだろうなと。

思うね。
ネットでバズって書籍化とか、
夢見たことがないとは言わない。
けどま、それはないわ、と、
ここまでやってきてわかるわけだ。

それも悲観的な諦めではなくって、
そうだよね、っていう納得感のもとに。


でもだよ、
それでも日記のようなブログを書き続けるのには
なにか動機はあって、
そのひとつが過去エントリのおもしろさなんだ。

ああ笑うでないよ、
私にとってはおもしろいんだ。

だって、そのときに一番言いたい!と思ったことが
テキストになって保存されてるわけだから。
感情なんて一瞬で、ほんとうに一瞬で消える。
1時間前、何を感じてたかなんてもうわからないでしょう。
けど言葉にしとくと、ずっと残る。
結晶化したものをあとで見返すと、まあ楽しいね。

 

今日見つけた結晶は、こちら。

「選ぶ」のと「好きになる」のは違うから - やどかり

 

雨宮まみ・岸政彦対談集『愛と欲望の雑談』の感想。

「でも好きじゃないものには、快感がない」
この自分の「快」をとことん突き詰めて、
そこに邁進していた雨宮さん、清々しい姿でした。
また読も。

 

うめざわ

※自分の行動を未来から見て数値化したり、正当化したりしなくてもいいと思うのよ。