「クリエイティブ」は身体から逃げる
クリエイティブと身体は相性が悪いんだろうなと思う。
「新奇が上、陳腐は下」徹底した価値観のもと
「クリエイティブこそ社会人の価値」と信じている人が
ある種の仕事を「9時5時」を馬鹿にするのは
ここに理由がある気がする。
なるべく新しくて、
どこにもまだなくて、
とにかく人を驚かせるもの、
そういうことばかり考えている人は、
とにかく繰り返しを嫌う。
ほっといても、毎日変わらずお腹が空いたり、
疲れたり、眠くなったりする身体は、
うっとおしいんだと思う。
家も同じ。
掃除しないと汚れるし、
洗濯しないと着るものないし、
食べものだって腐っていくし、
メンテナンスが必要で。
「成長」しないものに
手をかけるのを嫌がるんだよな。
コストをかけたらその分のリターンをきっちり欲しがる。
寝もせず、まともに食べもせず、
ひたすら仕事。
そういう不健康そうな生活っていうのは、
身体から逃げるためのひとつの策なのかも。
うめざわ
※カギカッコ付きでしか言えない言葉がたくさんある。