やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

ふしぎなくらいさみしくはない

「あけましておめでとう」が半減している。
第一に、年賀状のやりとりが皆無になった。大学でひとり暮らしに出たタイミングでほとんどなくなって、そこから徐々にゼロへ。
第二に、あけおめメールがなくなった。パカパカケータイを持ち始めたころとかさ、1月1日の0:00になるのを待ち構えてメール送ってたじゃない? なつかしいよねえ。あれはもうないな。ここ数年はFacebookであいさつっていうのがわりに流行ってたと思うのだけど、今年はあんまり見てないや。私もしてないし。
第三に、ていうかこれが結論なのかもしれないけれど、日常的に会う人の数が減ったんだ。学校に通ってたときって、だって1クラスで30人から40人でしょう。大学行っても、友だちはすくなくても、顔見知りはたくさんいるし。けど、小さいとこで働いていると、職場で会う人も限られる。友だちもそんなに会えるわけでもなく。
なんか、すごく身辺が静かです。いま。

 

うめざわ

※でもさみしいとはぜんぜん思わないんだよな不思議と。もともとひとりだから、大勢のなかでひとりという孤独感をおぼえることもないのが大きいな。そして、日常的に会う人こそ減ったものの、予定合わせて「会おうね!」ってする人はみんな好きな人たちだもの。幸せなことだね。