腐食と粉々、どっちがいーい?
ある種の喪失は、けっこうじわじわと押し寄せてくる。コップを落として割れちゃった、っていう瞬間的なものじゃなくって、セロテープが劣化して黄色くなってぼろぼろになっていくみたいなかなり長期のものもあるな。瞬間的壊滅ならもうすとんと絶望に落ちるけど、長期的腐食みたいなものはどこで希望を捨てるのか、すごく体力をつかう。だって、希望もまだないわけじゃないんだもの。植物人間の回復を待つような、といったら不謹慎て怒られるかしら。
うめざわ
※いやね、親バトルが最終局面なのよ。つまらん話だがすまんの、これがあたまのすべてをいまうめつくしてるのだ。今ならすべてを終わらせることができる。できるけれども、できるけれども。