やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

方位磁針も地図も放棄

カレンダーは月曜始まり、日記は4月始まり。その暦で生きているので、3月はやっぱり1年の終わり。日記も4月から新しくなるしね。ということで1年を振り返ると、いやあ、近年まれに見る大豊作の年だったよ2017年度。1年前の私と、今の私を左右に並べてみると、まあ、装備品から背景画像から経験値やら目につく変化がたくさんある。しかも想像してなかったもんばっかりだ。手からこぼれたもん、泣く泣く置きざりにしたもんもいっぱいだけど。でもなんとかなるものね。
「時が来るまで待つ」をモットーに、流されるほうへ流されるほうへゆっくりたゆたっているだけなのだけど、気づけばなんとまあ思いも寄らぬところへ来てしまった。自分で地図に印を着け「いざゆかん!」という勇ましい冒険を放棄してはや数年。基本的にだらだら歩き、目についたチョウチョに飛びついて走って追いかけたら、あれここどこじゃ、っていう享楽的な迷子のような旅路ですが、うん、愉快。

 

うめざわ

 ※そういえば、格安スマホにして1年だなー。面白いくらい不都合がない。