平らかに無職を語れ
労働と納税が義務とされるこの時代、無職はいつも就職に対する「前段階」だ。無職は、”働く前”の過ぎ去るべき過去として、至極簡易に処理される。 働け、なぜ働かないのか、と、周囲や世間、己からの声は絶えない。その一方で、街やSNSには、「働かないでなぜ悪い」と、無職を自由なオルタナティブとする言説があふれている。
開き直った自由でも、労働に追われた絶望でもない、ただゆるぎない確固たる状態として、無職という状態を、捉え、見ることはできないだろうか。
【新刊情報】生活の批評誌no.3「ひとりで無職」 - 生活の批評誌
そんな同人誌に寄稿しました。無職時代のことをね。
1冊800円かな、お求めになりたい方は何らかの手段でお伝えくださいませ。
うめざわ