やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

見るって、頭つかう

ふだんは、顔のまえにある光をキャッチするだけの「見る」をしていて、それはもう即物的な行為なんだけど、もうちょっと踏み込んで、「よく見る」をしようとすると言葉がいる。

そう、見るためには言葉が必要なんだわ。
目だけじゃカメラ行為しかできなくって、見たものに貼り付ける言葉がないと、「よく見る」ができない。

 

逆にいうと、見たもの全部を言葉で描写しようとすると、今まで見えてこなかったものが見えてくる。

ぜんぜん比喩的な話じゃなくて、今のあなたが見てるスマホの画面にもあてまはる話。

スマホの液晶はどうなってますか、画面のまわりはどんな色でどんな質感ですか、ボタンとかどうなってますか、その他アクセサリーはどんなですか。
ね、言葉で描こうとすると、見えるものが増えるんだ。

 

うめざわ

※美術館で絵を見るときだって、「絵があること」を確認してるだけで終わることがほとんどだ。かなしいくらい、ぜんぜん見えてない。

サラダの飾りのやつ

生のタマネギにやられる。一回休み。

 

うめざわ

※そういえば阪急沿線にお住まいのみなさま、十三駅の乗換通路もうご覧になりましたか。4月入って初めて通ったとき、吹き出しました。カラフルすぎて。あんなに鮮やかでポップな色合いの駅通路、ほかにないですよ。一見の価値あります。

遅刻=降水確率40%

遅刻するのはなぜ悪いかっていうとね、それがランダムに起こるからなんだ。その人が100%の確率で30分遅れてくるなら、こちらもその分を考慮に入れて行動できる。けども、たまに起こるから対処に困るわけ。

40%の降水確率とか、出かけるときいろいろ考えちゃうじゃない。雨降るかなあ大丈夫かなあ折りたたみ傘もってくいや重いしなあでも濡れるのいやだしなあ。遅刻癖のある人は、そういう気苦労を相手に負わせてると思うんです。降水確率40%出てるのに、明日絶対晴れます!って言われてもねえ、信じられないわけです。

うめざわ

 

オンザ水面

昨夜の雨と風で、桜の花びらが池に。おっきい桜の木、まるまる3本分くらいぜんぶ落ちたんじゃないかと思うくらいの花びら。そのうえで30人くらいは花見ができそうな花筏でした。筏どころじゃないな、花フェリー。

 

うめざわ