もちつきダイエット
朝起きたら、肩から腰にかけて、背中が痛かった。
また変な寝方したかねえと思いながら、過ごすこと丸1日。
そうか、もちつきしたからだ!
と気付いたのは、ベッドに入ったあとでした。
そうなのです。
この前の日曜日、12月7日、石橋商店街では、毎年恒例のもちつき大会があったのです。
もちつきってねえ、楽しくないわけがないと思うのよね。
まず、自分たちで食べものを作るのは楽しい。
ひとりじゃなくて、みんなでやるのも楽しい。
力をいれればいれただけ、形が目に見えて変わるのも楽しい。
こどもからおじいちゃんまでいろんな人が杵をふりおろす姿を見るのが楽しい。
寒いときに湯気があがってるのを見るのも楽しい。
口のまわりをきな粉だらけにしながら手づかみで食べるのも楽しい。
もちろんその裏には、前日から10斗(100升=1000合=180L)のもち米を水につけたり、
石臼を運んだり、米を蒸したり、杵でつぶしたり、丸めたり、
いろんなことしなきゃいけないのだけど。
もちつきって、杵でつくだけじゃないのねえ。
しかし背中いたい。右の肩甲骨を中心としたその一帯。
もちつき、いい運動だわ、もちつきダイエットとかいいかも、
って思った次の瞬間に、
んなことしたらぜったいつきたてのおもち食べまくっちゃうから無理だわと気づく。
つきたての、あったかくて、しろくて、ふやふやのお餅は、幸せのかたまりでした。
うめざわ
※丸3日たったけどまだせなかいたい。