知ってた?親子だって他人なんだぜー
自分の親は自分じゃないし、自分の子どもも自分じゃない。
えー、これ、小学校で毎朝10回叫ばせるべきじゃないですかね。
あと、会社で。役職あがるごとに、+10回ずつしていこう。
親子、別人格ですから。いつまでも、母親のお腹のなかにいる胎児じゃないから。
けど、多いですね。子どもを自分の手足だと信じて疑わない人とか、親を自分の脳みそだと思い込んでる人。
別人格だから!親子でも他人だから!
もっとグロテスクなのだと、自分の子どもを自分の親代わりにする人ね。
自分の子どもに対して、ヒステリックなまでに賞賛とか尊敬とかを求めるのね。
いやさ、それはさ、自分で外から獲得してこいよって思うね。お友達とかさ、上司とか部下とかさ、誰でもいいからさ。
でもそういう人は、子どもっていう絶対裏切らない(と自分が思っている)存在じゃないと、「ねー見てみて!すごいでしょ!」って言えないのだ。自分のなかに、わたあめほどの自信もないからなんだろう。
おっさんとおばさんが触手をうにょうにょと伸ばして、「お母さんすごいね!」「お父さんさすが!」っていう賞賛エネルギーを自分より若い者からじゅーって吸って生きながらえてるのはね、おかしいですよ。どんな立場のどんな人間であっても、自分以外の誰かのために生きてはならないし、そうさせてはいけない。親子であってもね。
親子だから、という理由で許されてしまっていることが多すぎる。
家ってまじ闇。この闇に光を与えるには、放火して全部燃やしちゃうしかないんじゃないかって思考が振りきれるくらいに闇だ。
うめざわ
※この本読んだ。
それでも親子でいなきゃいけないの? (akita essay collection)
- 作者: 田房永子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/10/16
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る