パリの可愛い日経新聞
いかにも女の子が好きそうな雑貨屋さんってあるじゃない。
森ガール風のさ、髪は長くてウエーブかかってて茶色くて、ひざ下のだぼっとしたスカートと合皮のぺらぺらぺたんこ靴に茶色っぽい花柄のリュックしょってるようなさ、そういう女の子がいそうな雑貨屋さん。
エッフェル塔(間違ってもエンパイアステートビルではない)の置物とかあったりして、ヨーロッパのアンティークっぽい小物がたくさんありそうな、茶色っぽいお店。
そういうところにはさあ、あるんだよな。必ず。
英字新聞のコラージュ。
(これはたいがい英字なんだよな。フランス語じゃなくて)
手帳とかさあ、写真立てとかさあ、そういう平たいものには結構あるんだ。
ラッピングとかディスプレイにも使われてたりすることあるんだけどさあ、それってすごく面白いよなあと思って。
可愛いんだ。英字新聞。確かに。
でもさ、新聞が可愛いってどういうことだ?
シャンゼリゼ通りを優雅に歩く滝川クリステル似のパリジェンヌ。
買い物帰りなのだろう。小脇にはもちろんバゲット。
そしてその包み紙は日経新聞。
うめざわ