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やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

チョコって豆から手づくりできるんだぜ

手料理の手ってなんなんだ、ってジェーン・スー先生が最新刊のなかでおっしゃってたけど、スー先生いわく「『時間』と『労力』をかけた『もてなし』の意味が含まれる」と。

「手づくり」ってのもきっとそうで、「手づくりパン」をうたっているお店であっても、粉をこねるところからすべて機械に頼りません!ってわけでもないでしょう。

逆に、ホームベーカリーに材料つっこんで、焼き上がるの待つだけのパンも家で作れば「手づくりパン」になるのだ。不公平だよね。

 

たとえば「シェフの手づくりハンバーグ」っていうと、レストランでうやうやしく食べるものでなく、友だちの料理人がおうちで作ってくれてみんなでわいわい食べる印象になりませんか。

素朴で普段着っぽいんだけど、誰かのためにしたのが「手づくり」自分の生活と地続きにありそうなのが、手づくりだと思ってます。

 

そう、その手づくり感だけでできあがったようなお店が石橋にあるのです(いきなり宣伝)

チョコレートとコーヒーのお店なのだけど、女性のオーナーさんおひとりでやってらっしゃいます。居心地は、誰かのおうち。

プリンの瓶にさした生花がテーブルひとつ一つにおいてあったり、
マグカップはひとつずつオーナーさんが梅田で買い求めたバラバラのものだったり、
焙煎したコーヒー豆を入れるガラス瓶がどこかの雑貨屋さんにありそうなものだったり、
「安かったの!いいでしょ!」って胸を張るハイスツールは、時間がたつと自然に落ちてきちゃうものだったり、すべてが肩肘張らないゆったりすぎる雰囲気。

 

でもただのゆるふわではなくて、チョコレートは生のカカオ豆(!)から作ったもの。豆を焙煎して、薄皮をむいて、砕いて、48時間機械で練り上げて、固めて、温度を調整して型にいれて、と限りなく手間ひまかかってます。

コーヒーも常時8種類くらいの豆があって、その場で挽いてネルドリップでおとしてくれます。
おっきな焙煎機も入り口すぐにあるから、豆を焙煎してるときはがらんごろんという音とともに、いーい香りがちいさなお店に充満します。はーー思い出すだけでいい気分だ。

 

Cafe marc | 大阪府池田市井口堂にある手づくりチョコレートと自家焙煎コーヒーのお店です

 

ということで、石橋での最近の棲家のご紹介でした。住所は井口堂、池高通りあがったところ。石橋駅東口(商店街じゃないほう)から歩いて7分くらいです。今の季節は、フラペチーノがおいしいですよ。私はチョコがざっくざく入ったやつが好き…ミント追加してもおいしいね…

 

うめざわ

※土曜の晩は、哲学カフェなどのイベントが開催されています。おもしろいよー。詳細はFacebookで「いしばし哲学堂」をチェキラッ☆