美術館、おもしろがりに行けばいい
魂がフランスへ飛んでったまま帰ってきてない。これですよこれ、ポンピドゥ・センター傑作展。東京都美術館。
べらぼうに楽しかった。だって、まず作品のチョイスがさ、「1907年から1977年までのタイムラインにそって、1年ごとに1作家1作品を紹介」って。70人以上の作家の作品がひとつずつ展示してあるのよ。「ピカソやマティス、シャガール、デュシャン、クリストなどの巨匠の傑作」ぞろいですよ。ほんとびっくりするよ、この人もこの人もこの人も知ってる!ってなってミーハー的にちょうたのしい。わーー金の生首!めっちゃいい!とか、やっぱピカソ謎、とか、うーわ車輪!ほんとただの車輪!とか、いやなにシャガールも謎、とか。
し、自分の好みがどのあたりにあるのかも探れるね。ぜんぜん知らない作家ばっかだけど、抽象絵画めっちゃいろんな種類あるなずっと見てられる、とか、最後の展示室超テンションあがったわ目の錯覚最高、とか。
20世紀のアート作品のつまみ食いにはこれ以上ないくらい最適な展覧会でした。上野で9月22日まで。
うめざわ
※この作品のポストカード買った。写真で見たって意味ないけどほんとおもしろかったんだもの。
Yacoov Agam, Double métamorphose III - YouTube
「アガム ダブルメタモルフォーゼ」で検索すると、この展覧会に行った人のブログばっかわんさか出てきます。