やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

固形牛乳づくりにはまる

この夏最大の成果は、牛乳寒天づくりの腕だな。水に寒天の粉溶かして、煮立たせて、牛乳入れる。それだけのはずなんだが、ちゅるんと美しい牛乳かんを作るのには、時間がかかった。

なんでかって?答えは単純。レシピ見なかったから。
濃厚至上主義の私は、水200cc、牛乳200ccとかっていうレシピ見て、あぁん?と顎突き出して、反発したわけよ。
水なんかで薄めちゃぎゅうにゅーの味が台無しじゃねえか、ストレートでいくんだストレートで、って、水割りを嫌う内なるおっさんが騒ぐもんだから、牛乳にじかに寒天入れて煮溶かしてたわけよ。オール牛乳の寒天。

そしたらば、つぶつぶになるの。寒天がよく溶けてないのかなんなのか、つぶつぶのカチカチの寒天になるわけ。でもまあそんなもんかと思ってずっとつぶつぶ寒天を食べてたんだけども、ある日のこと。牛乳が100ccくらいしか残ってなかったのね。あれまあと思って仕方なく水で文字通り水増しして、寒天作ったの。したらば、すごいわよ、ちゅるんちゅるん。モデルのような牛乳かんが出来たわけです。寒天には水気が必要でした、ハイ。

教訓はただひとつ。レシピ見ろ。以上。

 

うめざわ

コーヒーゼリー(無糖)と牛乳寒天(無糖)を合わせて、練乳かけて食べたの、おいしかったなあ。固形カフェラテ。