たけのこを茹でる
自分が作る料理のなかで、贅沢だと思うものは何か、という話を友人としたことがある。
分厚い肉を焼くとか、手づくりバジルソースを作るとか、
だしをきちんととるとか、いろいろ出てきたけど、
私のなかで暫定一位は、たけのこを茹でることだな。
筍ですよ。旬ですよ。
一番大きい鍋にも入りきらんような筍を買ってきてさ、
ぬかの入った茹で汁を盛大に吹きこぼしながらくつくつ茹でてさ、
皮むいて、どんだけ皮やねんて思いながら皮むいて、
ずいぶん小さくなった実を愛でて、だしで煮る。
いやまじでこれ感激するほんと。
パックに入った水煮のたけのこってなんだったんだって思う。
これはなーめんどくさいんだけど、毎年手をかけてでもたべたいなあ。
うめざわ
※今日の味噌メニューは、タラの白味噌漬け(4日目)。切り身に味噌を塗って、ジップロックに入れて放置。やーーーこれぞ日本が世界に誇るべき料理だわさ。うちで作れるなんて思いもよらなかったぜ。うれしい。