車内スケッチ
ありそうで見たことなかったなあ。
電車で座りながら、向かいの人のスケッチをする人。
眠りこけた人も多い金曜日の23時すぎ、梅田発阪急宝塚線。
50代サラリーマン風の男性。
上部にリングのついた、
メモ帳よりひとまわり大きいサイズのスケッチブックを左手に、
インクがダマになって出そうなふつうの太めのボールペンで、さくさくとスケッチ。
顔から足まで全体を描く。
目だけを右にずらしてこっそり盗み見ると、うまい。
一瞬で、ああこの人描いてるのね、とわかる。
計ってみると所要時間は、ひとり1分。はやい。
阪急宝塚線、十三から庄内までの5分間、
4人をスケッチして降りてゆきました。
仕事帰りの楽しみなのかなあ。
うめざわ
※たしかに、不特定多数の人の真正面に座って観察できる場面って、電車くらいしかないもんねえ。