やどかり

昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(金子みすゞ)

馬鹿にしてたら安心だから

人を馬鹿にするって、たいへん便利な行為だなあと思うわけだ。誰かを眺めるうえで。

この人はこんなはずだ、ぜったいそうだ、だってこうだもん。
自分のわかる範囲で決めつける。

しかも、「そうしない自分はえらい」っていう優越感も自動的についてくるからなあ。

うまくできてる。

自分の見たいものしか見ないのは楽だ。

うめざわ